新たなコンセプトは、ホテル会社が提供する従来のスパの域を超えて、ホリスティックウェルビーイングにフォーカスした有意義な体験をご提供いたします。
2021年5月7日、タイ バンコク – タイ屈指のホテル・不動産開発会社であるデュシットインターナショナルは、世界的な旅行者の健康志向の高まりに対応するため、デュシットホテルズ&リゾーツでの滞在体験全体を通して、健康の要素を織り交ぜることを目的とした、グループ全体の新しいウェルネスコンセプトとして「デバラナ ウェルネス」を発表しました。
ゲスト、顧客、従業員のウェルビーイングに対するデュシットの深いコミットメントを体現する新しいウェルネスソリューションは、タイの伝統的なヒーリングの知恵、仏教のウェルネス理念の精神、そしてタイの優雅なおもてなしの心を大切にするデュシットならではのユニークなブランドにインスピレーションを受けています。新コンセプトは、デュシットがこれまでに培ってきたホテルスパの域を超えて、ゲストがゆっくりと時間をかけ、健康を優先した時間を楽しむことのできる新しいウェルネス体験へと導くことで、すべてのゲストの心身の健康を増進することを目的としています。
「天国の庭」を意味するサンスクリット由来のタイ語にちなんで名付けられ、タイに古くから伝わるヒーリング療法と革新的なウェルネスの概念を融合させたデバラナウェルネスは、3つの主要理念に基づく減速手法によってホリスティック ウェルネス体験を提供することに特化して考えられました。これらの主要理念は「Pause」(ヨガ、瞑想、呼吸法、タイの漢方医学、および感情の回復力を高めるアクティビティを含む)、「Focus」(パーソナライズされた食事メニューと運動、身体の活力向上のためのアクティビティ等を含む)、そして「Growth」(持続可能性に特化したワークショップ、社会奉仕プログラム、家族・カップル・ビジネスおよびレジャー旅行者向けのスペシャルリトリートを含む)の3つで構成されています。
これらのアクティビティのほか、「ウェルネス・マイクロ モーメンツ」と呼ばれる到着時のエッセンシャルオイルの提供、客室内バスルームでプレミアムビューティー・グルーミングキットの提供、瞑想的な睡眠リチュアルを映した室内ビデオ紹介なども、世界中のデュシットホテルズ&リゾーツで各国・地域やホテルの特性にあわせてサービスが提供されています。各ホテルでは、ゲストに最も多く共通する懸念として挙げられる、ストレス解消、デトックス、回復を促進する深い睡眠に力を入れています。
デュシタニ モルディブでは、デバラナスパをデバラナウェルネスとしてリブランド。マッサージセラピーやトリートメントに加えて、ヨガ、瞑想、サウンドバスセッションなど、幅広いウェルネスアクティビティを提供しています。
デュシタニ ホアヒンは、ホテル独自の有機農場で採れた食材で調理されたヘルシーな料理の提供を開始。地域コミュニティに価値をもたらし、持続的なヒーリングへの道を開くための意図的な習慣を作り出すことを趣旨とした「ローカルフィースト」イベントを定期的に開催しています。
デュシタニラグーナ シンガポールは、2020年12月にラグーナナショナルゴルフ&カントリークラブの敷地内にオープン。ウェルネスにフォーカスしたクラスやワークショップを開催するための専用スペースを設けています。ウェルネスにフォーカスしたリゾートでは、デュシタニホアヒンと同様に、敷地内の有機農場から収穫された野菜を使用して作られた栄養価の高い「パワーフード」も提供しています。
デュシタニラグーナ プーケットでは、家族向けの一連のワークショップ、アクティビティ、ウェルネスセッションを提供するデイリーファミリーリトリートプログラムを開始。同様のプログラムがデュシタニホアヒンでも提供されています。
デバラナウェルネスは、ゲストに付加価値を提供するだけでなく、ウェルネス体験に対する世界的な需要の急増を利用して、デュシットホテルズ&リゾーツにさらなる収益をもたらす役割も担います。
世界ウェルネス機構によると、グローバルウェルネスツーリズムは2015年の5,630億米ドルの市場から、2017年には6,390億米ドル、つまり年間6.5%の増加が見られました。 昨今のCOVID-19パンデミックに続いて、ホリスティックヘルス体験はさらに高い需要があると見込まれています。またデュシットの本拠地であるタイでは、タイ国政府観光庁(TAT)が、2024年までに「世界的なメディカル&ウェルネスリゾート」になるという目標を掲げています。
「ペースの速い現代生活と世界的パンデミックの継続的な影響が人々の不満、不穏、ストレス、不安につながる中、立ち止まってペースを落とす機会はこれまで以上に重要です。これを念頭に置いて、デュシットにおけるウェルネスは一度きりの交流やサービスということではなく、滞在体験全体にわたり完璧に統合され、すべてのお客様に付加価値をもたらします。そしてお客様のウェルビーイングに有意義な影響を与え、お客様が私たちの施設にいないときでも、持続的なヒーリングを容易にします。究極的には目的を持った回復のための築き上げた体験を通じて、私たちのホテルは、お客様がより健康で幸せな生活を実現できる場所となるよう望んでいます。私たちのユニークなアプローチ『Pause、Focus、Growth』は、30年の歴史を持つデュシタニホアヒンなど、私たちがタイ国内で最も長く運営するいくつかのホテルの立ち位置を変える素晴らしい機会も与えてくれるだけでなく、ウェルネスへの変化するお客様のニーズに対応し、長期的な収益を生み出すための基盤になると考えています。」(デュシットインターナショナル、ウェルネスコーポレートディレクター ポール・ホーコ氏のコメント)
2020年5月にデュシットインターナショナルに入社したホーコ氏は、ローズウッド、ジュメイラ、フェアモントなどの名だたるラグジュアリーブランドのウェルネスコンセプトを開発した実績があります。デュシットのウェルネスに対する新しいホリスティックアプローチは、ビジネスやレジャーの旅行者の間でホテルの魅力を広め、より多くのMICEビジネスにもつながると彼は信じています。
「私たちは、ニューノーマルにおけるすべての安全対策を講じながら、ウェルネスに焦点を当てた小規模でオーダーメイドの会議やイベントをご提供することにより、参加者の方々の最大限の安心のために、融通の利くサービスを求める組織のニーズを満たすことのできる有利な立場にいます。 」「またデバラナウェルネスの一環である、『Meet Well at Dusit』イニシアチブは、ニューノーマルにおける企業の要求を満たすための積極的なアプローチのひとつにすぎません。 呼吸法やストレッチ体操を伴うブレイクアウトセッションから、栄養学に基づいた食事メニューやヨガ、サウンドバスセラピーなどの補足的なウェルネスアクティビティまで、効果的なパフォーマンスをサポートする会議をお届けするために多様な施設やサービスをご用意しております。」
「最終的には、デバラナウェルネスのホリスティックアプローチにより、私たちのすべてのホテルに長期的な価値がもたらされ、私たちの受賞歴のあるスパとともに、各デスティネーションにてより深いウェルビーイング体験をお届けできると確信しています。」(デュシットインターナショナル、ウェルネスコーポレートディレクター ポール・ホーコ氏のコメント)